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八幡神社
品陀別尊(ほんだわけのみこと・応神天皇)を氏神として、
お祭りしている。
十人衆が毎月1日に神事を執り行ってくれている。
言い伝えでは久井町の神様は魚を嫌われており、
町内では端午の節句に鯉のぼりを揚げる家がない。 -
高野山真言宗八幡山地蔵寺
真言宗高野山金剛峯寺の末寺で、
本尊は延命地蔵菩薩を安置している。
同じ敷地にある八幡神社の神宮寺として開創。
和泉八十八ヶ所霊場第七十三番である。
また河泉二十四地蔵霊場第十六番でもある。 -
観音堂(真言律宗嶋堂山松林寺)
観世音菩薩を安置しているが、松林寺から移したものと言われている。
観音講がお守りしている。
松林寺については、下記を参照ください。 -
松林寺跡の結界石
『不許酒肉五辛入界内』と刻まれている。
結界石がここにあることから、松林寺山門がここにあったと思われる。
資料によると、写真左の道を進んだカイバ池の所に松林寺があったが、
天正10年に松尾寺が焼き討ちされた際に、
同じく焼き払われたと伝えられる。
寛政3年には観音堂、客殿、庫裡の諸堂があった。
本尊は江戸末期に廃寺となったときに現地蔵寺の庫裡西側の畑に移し、
明治41年に八幡神社の跡へ移し、
昭和28年に現観音堂に移した。 -
地蔵堂
久井地蔵講が管理している。
毎年8月23日の地蔵盆には盛大にお祭りしている。 -
竜王の祠
水神様の祠です。
竜王講が毎月17日にお祭りしてくれています。
久井の神社、寺は同じ境内にあり、神仏習合がうかがわれます。
その境内の山にある水神様なので、八大龍王である可能性が高いと思われます。 -
九頭龍大神の碑
こちらも水神様の石碑です。
詳細については不明です。
久井町会でお祭りしています。 -
南松尾校区戦没者之墓地
通称軍人墓。
明治43年久井の斗念田原に南松尾村営墓地が造られたが、
先の大戦で100名を超える戦死者が出たため収容しきれず、
昭和21年に現在の戦没者之墓地が造られた。
日清・日露・大東亜戦争の英霊129名が祭られている。
霊牌堂をはさみ、左右に整然と墓碑が立ち並んでいる。
春には桜が咲き誇り、見事である。
墓地用地は久保惣太郎氏の寄贈。 -
さわらび緑地
久井の西側を流れる松尾川沿いにある緑地。
立派な遊具もある。
初夏にはホタルが飛び交い、美しい景色が見られる。